冬のキレンジャク

 今朝、ぺりっとまた一枚カレンダーをめくり、気付けば最後の月になってしまいました。轟々と外は吹雪いているというのに、パタパタとシジュウカラが飛び回っています。
 先日、チリチリチリ・・と鳴きながら、キレンジャクの群れがやって来ました。キレンジャクは旅鳥または冬鳥で、はるばる大陸の亜寒帯からやって来ます。とても美しい鳥で、尾の先端と風切羽の先っぽは鮮やかな黄色をしています。頭には冠のような羽があります。その年によって、飛来数は多かったり少なかったり。今年は無事にやって来てくれたようで嬉しいのですが、少し気がかりなことが。郊外にある江差牛山は鳥の種類が豊富な場所なのですが、今年は鳥の姿が何となく少ないように感じます。渡ってくる途中で何かあったのか、環境や気候の変化が原因なのか?一時的な事なのかも知れませんが、早朝元気な鳥たちのさえずりが聞けないのは淋しい限りです。

 写真:エゾライチョウの足跡