春のしたく

 今日は、桜吹雪ではなく本当の吹雪の中の層雲峡小学校の入学式です。それが層雲峡らしいと。
 春の「虫出しの雷」ならずとも、春の陽射しの前にヒトも誘われるように外に出て活動したくなるのは自然の摂理。摂理に従い昨日、上川町旭ヶ丘のアンガス牧場までスノーシューで出かけました。
 ここからは、天気さえ良ければ大雪やニセイカウシュッペ、天塩岳までどーんと一望できます。のんびりするにはぴったりの場所です。夏は牧草地となる広大な雪原には、墨を流したように融雪材が撒かれ、どんどん春の支度が始まっています。
 春は近づいては後戻り。今日はその墨絵の大地もまた白く染め直されてしまいました。