クマゲラ鳴く頃

 朝、クルルルル・・と鳴きながら、クマゲラがスイーっと空を横切っていきました。ヤナギの芽は膨らみ、空に向かって銀色の綿毛をぽんぽんと広げています。そろそろクマゲラはオスメスのペアになって巣作りを始める季節です。新しく巣を彫ることもあれば、前に使った古巣でも環境が良ければ掃除やリフォームをしてまた使うこともあります。
 クマゲラは、巣穴、ねぐら、採餌木というようにいろんな樹を用途に応じて使い分けます。だからクマゲラが生きていくには、広葉樹、針葉樹いろんな樹がある森が必要です。
 現在は、国有林の整備をする際営巣木の周りに保護区域を設け、この区域では伐採しないほか、餌となる虫がいる倒木はできるだけ除去しないなど、クマゲラ保護への具体的な指針が策定されています。
(2006年4月/北海道森林管理局)

 写真:クマゲラの食痕(上川3/21)