嗚呼、今年もやっぱり・・・。ため息がでる。カメムシの大群が今年もまたやって来た。とある昼下がり、壁という壁、窓という窓にびっちりへばりつき、隙あらば家の中へ侵入しようとカサカサうごめいている姿を目の当たりにしたときは恐怖さえ感じた。まるでヒッチコック映画だ。「カメムシ王国」というタイトルが頭に浮かぶ。
カメムシと一口に言ってもその種類は非常に多く、層雲峡周辺でよく見るのはスコットカメムシという種類だ。夏の間はハンノキやミズナラなどの樹の汁を吸い、冬は集団で越冬する。そして、何と言ってもあの強烈なニオイ。あれがいけない。だがカメムシに悪気があろうはずもなく、結局まあこれはこれでとあきらめ、約7ヵ月ものあいだ共存の道を歩むことになるのだった。
カメムシと一口に言ってもその種類は非常に多く、層雲峡周辺でよく見るのはスコットカメムシという種類だ。夏の間はハンノキやミズナラなどの樹の汁を吸い、冬は集団で越冬する。そして、何と言ってもあの強烈なニオイ。あれがいけない。だがカメムシに悪気があろうはずもなく、結局まあこれはこれでとあきらめ、約7ヵ月ものあいだ共存の道を歩むことになるのだった。