赤岳コースの開花状況

銀泉台~赤岳の雪渓情報

 ここ1週間は気温も高めだったことから山の雪渓もずいぶんと解けてきました。
特に危険だった第1花園展望台下の急斜面雪渓も消失したので、赤岳コース上では危険な箇所はなくなってきました。

 それでもすべての雪渓がなくなったわけではないので、雪渓上を歩く際は注意が必要です。
銀泉台~赤岳山頂間の雪渓は、第1花園樹林帯に約2m、第2花園は約20mで雪面は硬く歩きづらくなっていました。
第4雪渓は下部に約12 m、20mの雪渓が残っていますが、歩行上の問題はありませんでした。

 どの雪渓も場所にもよりますが、昨年と比較すると約10日~20日も早いペースで解けており、なかでも第2花園は約1カ月も早く解けてきています。

銀泉台~赤岳~小泉平の花情報

 コマクサ平では、チシマツガザクラ、エゾツツジ、イワブクロが咲き始めています。コマクサはピークを少し過ぎてきましたが、まだきれいな状態を保っています。
 赤岳山頂~小泉平では、キバナシオガマ、タカネツメクサ、タカネオミナエシなどが開花していますが、ホソバウルップソウ、チョウノスケソウはほぼ終わりに近い状態となってきました。

写真:赤岳第1花園と小泉平のキバナシオガマ
  • 雪渓あり

  • キバナシオガマ : 新たに開花しました。