黒岳北東斜面

黒岳情報

 雪どけは確実に進んでいますが、
いまだ残雪の多い黒岳です。

 まだまだ滑落の危険はありますが、頂上直下の急斜面を
パトロール等の方々が雪切を実施しましたので、かなり軽減されています。

 しかし、断続的に登山道が露出してはいますが、
全面「滑落」「踏み抜き」の危険箇所が多いです。

 また、雪どけとともに笹や枝がおきてきており、非常に歩きずらいことと
場所によっては「泥沼」「登山道が川の状態」とまちまちな状況です。

 お花の状況は、北東斜面は前回と同じ種類の開花が拡がっていますが
新たな種類の開花はありませんでした。

 また、頂上から石室へ向かう場所は、前回情報時では約7種類の開花でしたが、
その殆どが「散って」いました。低い気温の影響を受けているようです。

 雲ノ平周辺は「お鉢平手前と北鎮岳分岐下」以外は消雪しました。
北鎮岳分岐下雪渓は、例年通りの起伏の激しい雪渓です。
下りで使用の場合は十分に注意されて下さい。

詳細は「大雪山山情報」をご参照ください。

繰り返しますが、滑落・踏み抜きも含め非常に歩きずらい状況です。
装備を万全に安全な山行をお願いします。
アイゼン(ピッケルはあると安心です)・ストック・スパッツは最低でも必須です。

写真:黒岳頂上直下 6/26
  • 滑落には十分注意してください。