注意喚起

白雲小屋周辺のヒグマ

 すでにお知らせしているように白雲小屋のテント場は、親子連れのヒグマが居着いているため、閉鎖されています。
 管理人のお話では:
・テント場背後の草地で食草を食べたり、水場で水を飲む。
・高根ケ原方面に向かう登山道を横切って板垣新道上を歩き、ヤンベタップ沢方面に移動する。
などの行動が常習化しているそうです。
 忠別岳方面から白雲小屋へ向かう場合は、小屋直下のハイマツ帯が死角になって見えないため通過の際はじゅうぶん気をつけてください。また、板垣分岐の道標にヒグマの体毛が付いていました。ヒグマが頻繁に利用している板垣新道はできれば通過を避けた方がいいでしょう。白雲分岐から小屋へ降りる場合は、水場付近でのバッタリ遭遇に気をつけてください。
 テント泊での縦走を予定している方は、周辺の黒岳石室や忠別岳避難小屋を利用するなど、計画の変更をお勧めします。

写真 ヒグマの体毛(板垣分岐) 白雲小屋テント場 7月20日