注意喚起

 晴天が続く層雲峡、朝晩は氷点下ですが、
日中は2桁の日も多くなってきました。

 山麓では春の様相ですが、山岳地帯はまだまだ冬山です。
本日現在で黒岳七合目積雪470㎝、一時は雨で積雪も減りましたが、
また元に戻ってしまいました。

 今後の気象では晴天が続き、気温も上がってきますので
雪どけは進むと思われますが、今年の春山は相当量の雪が残りそうです。

 電話及び来館者の問い合わせでは、既に縦走を計画していたり
「今日黒岳に登りたい」と軽装のお客様がいたり・・・。

 まだまだ完全な冬山ですので、夏山の感覚では登頂できません。
今年の春山はいつも以上に慎重に、そして装備の充実は欠かせません。

写真:愛別岳 大雪森のガーデンから 4/18
  • まだ完全な冬山

雪どけが進んでいます

 本日は穏やかな層雲峡、まだまだ降雪はあるのでしょうが
少しずつ雪どけも進んでいます。

 昨日現在で層雲峡の積雪深は43㎝、
昨年同日は95㎝、山麓ではようやく春の様相です。

 層雲峡から約20km離れた上川町では、
福寿草が次々と開花しています。

 開花確認は3/31、昨年は4/6でしたので、
随分と早くに開花となりました。

 但し、黒岳の七合目周辺ではさらに積雪が増え、
本日現在で460㎝となっています。こちらは、まだまだ真冬の状況です。

写真:福寿草 4/14

*お知らせ
2018年度センター講座は只今策定中ですが、
5/13(日)に「野鳥観察会」が決定しました。
お電話でのお申し込みになりますので(01658-9-4400)、
この機会に是非ともご参加いただければと思います。
  • フクジュソウ : 次々と開花しています。

黒岳残雪状況

 本日は午後から雨の層雲峡です。
朝晩はまだ氷点下の気温ですが、日中は二桁の日も多くなってきています。

 しかし、黒岳の雪の状況はスキー場としては申し分のない量ですが、
ここにきてまた増えだし、現在七合目周辺で450㎝となっています。

 昨年比約60㎝程度多いものになっていますが、
昨年は4月の下旬に約50㎝もの降雪があり、まだまだ油断はできません。

 山麓では、ハクチョウが飛来したり福寿草が開花したりと
少しずつ春に向かっています。

 そのような中、久しぶりに「イスカ」がやってきました。
この時期は、大変珍しい野鳥の観察ができる時期でもあります。

暖かくなってきましたので、お散歩がてら「野鳥観察」でもいかがですか?

写真:イスカ雄 4/11
  • イスカ : 群れをなしてやってきています。

注意喚起

 ここ数日層雲峡では快晴が続き、
気温も徐々に上がってきました。

 さすがに朝晩はまだまだ氷点下ですが、
少しずつ春に向かっています。

 そのような中、動物たちの動きも活発になってきています。
写真は「ヒグマ」の足跡。

 確認は3月前半でしたが、
ここにきて複数の足跡を目撃しています。

 これから山菜シーズン、春山シーズンに入ります。
無理をせず、安全に十分配慮されて行動して下さい。

写真:ヒグマ足跡 3/31
  • 熊出没注意

お知らせ

2018年度 層雲峡ビジターセンター
施設補助員(短期インターンシップ)募集要項


 日本でいちばん広い山岳国立公園である大雪山国立公園の玄関口・層雲峡温泉は、年間を通じて国内・国外を問わず多くの旅行者や登山者が訪れます。そんな層雲峡エリアの中核施設である層雲峡ビジターセンターは、大雪山の自然を紹介する館内展示はもとより、リアルタイムの自然情報や登山道情報・高山植物の開花情報・紅葉情報などの情報発信も行っています。
 夏でも涼しく快適なうえに、毎日温泉につかって疲れを癒せるという恵まれた環境のもとで、山や自然・国立公園にかかわる仕事に就きたいという希望を持っている方や、将来の仕事にビジターセンターでの経験を生かしたいと考えている方を対象に、施設補助員(短期インターン)というかたちで活躍の場を提供いたします。意欲ある方のご応募をお待ちしております。

A.概要
 来館者対応や自然観察会でのインタープリテ-ション、登山道保全作業などのフィールドワーク、登山者への情報提供(ブログ更新・ニュース等の制作)などのデスクワークがあり、国立公園をはじめとする自然の中での活動を生業にしたい人にとって、貴重な実務経験の場となります。
 期間中、国立公園管理者や民間事業者など、大雪山の自然を保護し活用する最前線の方々との交流を通じて学ぶことにより、将来の就職につながるヒントや機会が得られます。

B.業務内容
1.外来生物の防除
層雲峡集団施設地区及び周辺登山道にて外来生物のモニタリング調査を行う。
2.自然情報の収集
登山道や融雪状況・動植物についての情報収集を行い、層雲峡ビジターセンターにて利用者への情報提供を行う。
3.利用マナー啓発と協力の呼びかけ
大雪山の自然やその適正な利用マナーを公園利用者に普及啓発するため、層雲峡ビジターセンターや周辺登山道の利用者に対し、公園利用マナーのガイドを行うとともに、国立公園の自然保護活動、施設管理活動への協力を呼びかける。
4.施設管理作業
登山道の補修作業の補助や資材荷上げ作業を行う。
5.情報発信
上記業務を実施した報告をビジターセンターホームページに記事として発信する。
6.自然解説
来館者や自然観察会参加者へのインタープリテーションを行う。

C.募集内容と応募方法
1.募集対象
 上記「B.業務内容」に関心のある大学生・大学院生・専門学校生・社会人等で、登山用具一式を保有し、中級以上の登山ができる体力のある方
2.募集人数 若干名
3.勤務期間
 2018年8月6日から8月22日まで(実働15日 休日あり)
4.就業条件
 期間中15日就業できること。
 原則として午前8時30分から午後5時15分まで ※早朝からの業務もあります。
就業期間中の宿泊費・食費・保険加入費(ボランティア保険)は原則として当方で負担しますが、勤務地までの交通費等その他経費はご本人の負担になります。
5.勤務地
 層雲峡ビジターセンターほか大雪山国立公園内およびその周辺
6.応募方法
 下記必要事項を記入のうえ、ポートレート写真(スナップ写真可、ただし表情が認識できるもの)一枚を添付して募集担当までメールまたは郵便でお送りください(体裁は自由、締め切り日必着)。
 (1)氏名
(2)生年月日
 (3)所属(学校名・企業名等)
 (4)学科・学部・専攻名等(学生の場合)
部署・役職等(学生以外の場合)
 (5) 出身地
 (6) 現住所または居所
 (7) 携帯番号
 (8) メールアドレス
 (9) この事業をどこで知りましたか?
 (10) 関心を持った動機(※自由記述・字数制限なし。こちらの内容が選考対象になります)
 (11) その他・要望や疑問点など
申込み期間:4月1日~ 6月30日
7.選考方法
 上記記入事項のうち「(10)関心を持った動機」の内容をもとに選考します。
選考通知:7月6日まで

問い合わせ・施設補助員募集窓口
 層雲峡ビジターセンター(担当・佐久間)
 〒078-1701  北海道上川郡上川町層雲峡温泉
 電話  01658-9-4400
 メール sounkyovc@gmail.com