本日の層雲峡峡谷

今時期の層雲峡はとても静かです。峡谷の中に、表面から凍っていく滝の中から、また流れる水の音が聞こえてきて、氷の隙間に霜結晶が出来ている。今日はクリスマスイブですが、皆さんが暖かく過ごせるように。

本日の層雲峡峡谷

最低気温マイナス15度の朝、川の水面はけあらしの現象が見られ、潤うコケの表面には綺麗な霜結晶が出来ている。寒い日ですが、カワガラスは何げないように水中に潜っていた。
冬至が近づき、層雲峡も日々冷え込んでいますので、ご来訪の際には防寒着をしっかり準備してくださいね。

黒岳五合目

黒岳五合目にある展望台、高松台ですてきなものに出合いました。チシマザサの葉についた鳥の羽のような形をしたきれいな霜。すぐ近くにあったダケカンバの幹にも同じ形の霜がついていたのですが、このダケカンバの木の周りにしか見られず、日当たりなどいろいろな条件が重なってたまたまできたもののようです。今日の層雲峡の最低気温はー17℃と今シーズン一番の冷え込みで、おまけに風もなく、晴天であったため、霜などの雪氷現象を見るには最高の日だったのかもしれません。
この他に、高松台では風紋や動物の足跡などが見られました。長靴では埋まってしまうほど雪が積もっているため、スノーシューでの散策をおすすめします。

写真:ササの葉についた霜、風紋(黒岳五合目・高松台) 12/2

黒岳スキー場オープン!!

11月30日にオープンした黒岳スキー場。今日はすっきりとした青空で風もなく、最高の山日和でした。黒岳にはふかふかのパウダースノーを求めて、たくさんのスキーヤー、スノーボーダーの方たちが滑りに来ていました。七合目のリフト降り場から見える北大雪の山々も、とてもきれいでした。スキー、スノーボードを楽しみたくてうずうずしている方は、ぜひ黒岳へ!

写真:黒岳五合目展望台から望む黒岳、北大雪の山々と黒岳スキー場 12/2

センターだよりが発刊されました

センターだより12月(118)号が発刊されました。
今号の表紙は「層雲峡パノラマ台周辺」です。

10月下旬、層雲峡峡谷に突如現れた美しい「紅葉」と「雪」のコントラスト。なかなかお目にかかれない秋と冬のコラボ絶景を写真でお楽しみください。
裏面には、「2023年 大雪山の紅葉に異変?!~黒岳九合目~」「冬季観察会のお知らせ」などが載っています。

センターだよりはビジターセンターHPから閲覧することができます。
ぜひ、ご一読ください。

写真:センターだより12月(118号)表紙