赤石川方面 その2

登山道からやや離れた場所に小群落がありましたので、望遠で撮影しました。(少々画像が粗いです)雪融け部から春のお花の「エゾコザクラ」等が開花しています。赤石川方面に沿ってまだ残雪がありますので、これから咲いてくるお花もあると思われます。大きな群落ではありませんが、この場所は天候次第ですが、まだお花が楽しめそうです。北海沢まで足を延ばしてみましたが、雪融部のチングルマやエゾツガザクラ等は少し萎れかけていました。

写真:赤石川へ 8/5

赤石川方面 その1

前回情報時は8/1、さらに花数が増えていると予想していましたが、残念ながらその範囲も、雲の平同様に少しずつ狭まっていました。しかし、範囲は狭いもののまだまだ見頃の場所もあり、この時期にミネズオウなどの「春のお花」が見られるのも、今年の残雪の多さの恩恵かもしれません・・・。

写真:赤石川へ 8/5

黒岳石室・雲の平周辺

お花の群落もそろそろ一息といった感があります。部分的にはまだまだ見頃部もありますが、チングルマ等は「綿毛」が随分と増えてきました。また、雲の平方面もまだ群落を形成していますが、その範囲も徐々に狭まりつつあるようです。

写真:石室周辺 8/5

黒岳東斜面

8月に入り、朝晩は少し「ひんやり」としてきましたが、本日の黒岳周辺はとても暑く、休憩もままならないほどでした。東斜面のお花もまだまだ元気に咲いていますが、さすがにもう8月、少しずつですが終花を迎えそうなお花が出てきました。そのような中でも、ダイセツトリカブトや写真のチシマノキンバイソウ、イワギキョウやミヤマアキノキリンソウなど九合目周辺からはまだ賑わいを見せています。しかし、もう8月・・・。このお花たちもそろそろラストスパートの様相です。

写真:九合目周辺 8/5

浮島湿原観察講座

本日、ビジターセンター観察講座「湿原散策:浮島湿原」が行われました。この湿原の成り立ちは、沼の中に張り出していた土手が「ちぎられた」ものや湖底の泥炭層が浮き上がったもの、中島だったものの根元が次第に細くなり分離して浮島になったものなどが沼に浮遊して混在しています。沼には「ヒツジグサ」が開花しており、見頃となっています。このヒツジグサ、地下茎から柄を伸ばしてその先に花を浮かべます。昼に開花して夜になると閉じます。直径5mmで、花弁は約10枚あります。また、本日は快晴ということもあり、表大雪も望めました。

写真:浮島湿原 ヒツジグサ 8/4