エゾモモンガが・・・

*画像は小さくしています。

エゾモモンガの巣穴にアオダイショウが・・・。
無事に逃げたことを祈りつつ・・・。

モモンガの天敵のヘビ。
ヘビは木をまきながら上に上がっていくのではなく、腹盤の両端に測稜(キール)というものがあり、それを、幹や枝に引っかけてそのまま垂直に上ることができます。(地上での生活と思われがちですが、森の中を散策中に樹木の枝に「ブラ~ン」と垂れ下がっている光景を目にします。ヘビは樹上を移動できるのです)

この時、通過する際「わずかな音」がでますが、この音でモモンガは身の危険を感じ巣穴から出ます。

無事に気づいてくれたのでしょうか・・・?

写真:エゾモモンガの巣穴にアオダイショウが 上川町 5/3

たくさん産みました

エゾアカガエルの産卵風景に出会いました。
小さな池のまわりに無数の卵です。

通常、メス一匹が一つの卵塊を産卵しますが、この塊の中には約1000個もの卵数があります。

なので、この卵塊を数えることによって、その地域の個体数が判断できると言われていますが、今回の卵は全て繋がっているように見え、判断ができませんでした。

小さな池でしたが、相当長い範囲での産卵だったため、「オタマジャクシ」になった時点では、かなりの数になりそうです。

*あまり得意ではない方もいらっしゃると思い、画像は小さくしています。

写真:エゾアカガエル 層雲峡 5/3

春の花が続々と

春を告げるお花(木)が次々と開花しています。
コブシ、エゾムラサキツツジ、カタクリ、エンレイソウ。

既に開花しているエゾエンゴサク、福寿草、ヒメイチゲと合わせ賑やかになってきました。

あとは、桜を待つばかりです。

写真:キタコブシ エゾムラサキツツジ カタクリ 上川町 5/3 

クルミの食べ方

エゾリスがクルミをおいしそうに・・・。
じっーと観察してみました。

まずは、クルミを見つけ安全な場所まで移動。(写真上)次いで、線に沿って真ん中から二つに割れるように「ガジガジ」と噛みます。(写真中)

そして、数分後割れたクルミを落とさないように持ち、片方ずつから食します。(写真下)

但し、完全に割れた場合は、大抵は片方のクルミが地面に落ちてしまい、食べ終わってから地面に降りて、写真上からやりなおし・・・。

しかし、エゾリスも中々頭がよく、完全には割らないで「パカッ」と開いて(この場合は割れた下面はくっついています)、両方ともに食す場合もあります。

そして、食べ終わると一目散に森の中へ消えていきます。

写真:エゾリスのお食事 層雲峡 4/30

急激に雪どけが進んでいます

上川町の上川公園からの「大雪山連峰」です。
ここ数日間の気温の上昇で、山肌が見えてきました。

しかし、黒岳七合目ではいまだ積雪が430センチ・・・。
急激に進んではいますが、まだまだたくさんの雪です。

昨年は、ここからゴールデンウィーク期間中は平地でも雪の連続でしたが、今年は打って変わり気温の上昇が顕著です。

期間中に山に入られる方がいらっしゃると思いますが、雪崩には十分に気を付けてください。

しかし、平地では徐々に春にむかっています。
写真のエゾエンゴサクも随分と花数が増えてきました。

写真:大雪山連峰 エゾエンゴサク 上川町 4/29