冬の芸術作品

先日、層雲峡温泉街を歩いていたら素敵な模様が目に飛び込んできました。
一般住宅の窓霜ですが、まるで絵画のようです。
樹木のような…昆虫のような…微生物のような…。何とも不思議な、神様が
描いたとしか思えない、自然が創り出した冬の芸術作品です。
子どもの頃は冬の冷え込む朝には窓に霜がびっしりついていたものですが、
今は窓ガラスの性質がよくなり、窓霜もあまり見かけなくなってしまいました。
層雲峡にお越しの際は、美しい窓霜を探しながら歩くのもおすすめです。

写真:層雲峡温泉街で見られた窓霜 1/17

センター講座

冬季観察会始まります

 暦の上では寒中ですが、年が改まってから氷点下20℃以下に冷え込んだ日はわずか一日だけで、いつもの年に比べると暖かな層雲峡です。

 さて、層雲峡ビジターセンターでは今週末の21日から2月19日まで、毎土日に冬季観察会を実施いたします。この時期にしか見られない氷瀑や氷柱・霜結晶などの雪氷現象を観察しつつ、スノーシューハイキングを楽しむプログラムです。
 本日、大函およびニセイチャロマㇷ゚のようすを見てきました。若干川の水量が多く、暖気が入って水量が増えた場合、大函コースのルート変更があるかもしれませんが、今のところ通常どおり催行予定です。

 詳細についての問い合わせや申し込みは、当ビジターセンターまで直接電話でお願いいたします(☎01658-9-4400 9時~17時 月曜休館)。



写真:試掘口跡の霜結晶 孤弦の滝 1月17日

本日の層雲峡峡谷

ただいまの層雲峡の気温-10℃。キンキンに冷えております。
今日の最低気温は-17℃と冷え込んだせいか、石狩川沿いの
峡谷(パノラマ台周辺)では霧氷が見られました。

石狩川の河川敷では氷瀑まつりの準備も着々と進んでいます。
氷瀑まつりは来週末(1/28)から開催されます。
みなさんのお越しをお待ちしております。

写真:層雲峡峡谷の霧氷 1/17

フロストフラワー

今朝の層雲峡は最低気温が-20℃!ビリビリするような寒さでしたが、気持ちの良い青空で、日中は-10℃まで気温も上がりました。
大函に行ってみると、洞窟の入口に大きくてきれいな霜の華(フロストフラワー)がびっしりついていました。平べったいものや、ツンツンと尖っているもの、細い毛が集まったようにふわふわしているもの、木の葉のようなもの、薄い雪の結晶のようなもの・・・と、本当に形が様々で、見ていて飽きなかったです。三連休の中日でお天気も良かったせいか、国道沿いの駐車スペースにはたくさん車が停まっていました。踏み固められた道は歩きやすく、散策にはもってこいです。柱状節理や氷瀑も楽しめる大函は、冬のおすすめスポットです!

写真:大函の洞窟入口で見られたフロストフラワー 1/8

新年あけましておめでとうございます

あけましておめでとうございます。
2023年が始まりました!
昨年も大変なこと、不安になることばかりの一年でしたが、今年は
穏やかで、明るい希望が感じられる一年になるよう祈っています。

さて、層雲峡ビジターセンターは1月6日より通常通り開館しております。
(時間:9:00~17:00.月曜休館.※1/9(月・祝)は開館.1/10休み)

年末年始の一週間でセンターの屋根には巨大つららが出現!
つららは伸びに伸びて地面まで到達し、長さ5m以上の氷柱が出来上がっていました。
新年の初驚きでした。センターにお立ち寄りの際はぜひ、横壁をのぞいていってください。

今年もどうぞよろしくお願いいたします。

※追記:予報ではこれから気温が高くなりそうだということで、危険防止のため、つららは
    落としてしまいました。すみません。(1/8)

写真:センターにできた巨大つらら 1/6