お知らせ

*通行止めのお知らせ

 道道223号愛山渓上川線は、昨日からの雨の影響で落石の恐れがあるため
通行止めとなっております。

 尚、赤岳銀泉台は早朝は通行止めでしたが、8時より開通となっております。
周知方お願い致します。

 また、センターから見る「黒岳沢」は水量も多く濁流の状態です。
山岳地帯も昨日から相当量の雨が降っているものと思われます。
山に入られる方は、装備を万全に安全な山行をお願いします。

2015.8.1

お知らせ

層雲峡ビジターセンター公開講座のお知らせ
 「層雲峡地区の希少な景観資源を再認識する」

日時 2015年8月14日 13時
場所 ホテル大雪(上川郡上川町層雲峡)
定員 30名
無料・要予約

*講師には北海道大学大学院地球環境科学研究院の渡邊悌二教授をお招きし、層雲峡地区の
 希少な景観資源の有効活用について考えます。

お問い合わせ 層雲峡ビジターセンター 01658-9-4400

貴重なお話となりますので、皆様のご参加心よりお待ちいたしております。

黒岳北東斜面

 黒岳北東斜面は、前回(7/24)のチシマノキンバイソウから変わって、
ミヤマアキノキリンソウ・ダイセツトリカブト・チシマアザミ等に移り変わってきました。

 チシマノキンバイソウもまだまだ群落状態ですが、やや花数も少なくなってきました。
頂上直下からは、エゾツツジやイワブクロが前回よりも範囲を拡げており、見頃の状態を保っています。

 また、ポン黒岳周辺から雲ノ平では、チシマツガザクラが広範囲に拡がり、コマクサとともに見頃となっています。
花の種類のみで見ると、現在が一番多く咲いている状況です。

 また、赤石川方面は雪どけ部からチングルマやエゾツガザクラ、エゾコザクラやミヤマキンバイ等が開花していますが、
前回も投稿しましたが、雲ノ平のチングルマの群生は、やはり天候状況によって今年はやや弱い感じで終わりそうな様相です。

 尚、赤石川は水量も落ち着いており渡渉可能、北鎮岳分岐下の雪渓は消雪しました。
登山道は、昨日の雨の影響でやや悪路となっていました。装備を万全に安全な山行をお願いします。

写真:黒岳頂上直下のミヤマアキノキリンソウと雲ノ平周辺のチシマツガザクラ 7/29
  • ミヤマアキノキリンソウ : 見頃です。

  • チシマツガザクラ : 見頃です。

赤岳コースの開花状況

銀泉台~赤岳
【登山道上の雪渓】

 この1週間で、銀泉台から赤岳までの登山道上の雪渓はほぼ消え、
第二花園の一部(約2m)のみとなりました。

 一部とは言え凍っているため、大変滑りやすく、周りには石・岩が多いので歩行注意。
雪解けの水によりぬかるみが多いので、スパッツ着用をお勧めします。

【開花状況】

 開花状況は異なりますが、アオノツガザクラやチングルマを全体的に見ることができます。
綿毛のチングルマも増えてきました。

 コマクサ平では、コマクサがピークを迎えていますが、まだ良い状態です。
チシマギキョウ、ウスユキトウヒレンも開花し始めました。

写真:コマクサ平のコマクサ・ チングルマ綿毛
  • コマクサ : 見頃です。

  • チングルマ : 綿毛も出始めました。

大雪高原沼

タニマスミレ咲いてます

高原温泉沼めぐりコース

 沼めぐりコースの鴨沼から高原沼間でタニマスミレが登山道脇に咲いています。大群生するタイプの花ではないので、わりと地味な印象ですが、落ち着いた紫色の花がハイカーの目を惹きつけます。今月いっぱいくらいは花が見られそうです。

 ここ数日、北海道とは思えないような蒸し暑い日が続いたせいか、ヤブ蚊が酷く、コースを歩く場合には虫除けスプレーが必携となります。右回りコースは現在閉鎖されており、高原沼までの往復になります。

 ヒグマ情報センター職員の話では「ことしはクマが少ない」ようですが、今日も蝙蝠雪渓下で食事中の親子が観察できました。コースを歩くときは、鈴や笛などの鳴り物をお持ちください。

写真:大学沼から蝙蝠雪渓(中央奥)を望む
   タニマスミレ(式部沼付近)
  • 装備を万全に安全な山行をお願いします。

  • タニマスミレ : 開花しました。