よくぞここまで…

仕事帰り、バスの窓から外を見ていると、驚くほど大量の、キツツキが木に穴を開けた時にできる木くずが見えました。
翌日、その場所に行ってみると木の穴は見事な船堀で、この状態にしたクマゲラに思わず、“よくぞここまで…”と感心してしまいました。
木くずの中に紛れ込んでいた糞をセンターに持ち帰りバラバラにしてみると、ちゃんとムネアカオオアリの足が出てきました。
残念ながらクマゲラの姿は見られませんでしたが、層雲峡周辺を歩いていたらどこかでクマゲラに出会えるかもしれません。

※国道沿いの峡谷内では鹿撃ちのハンターの方達の姿をよく見かけます。層雲峡付近を散策される場合は十分にお気を付けください。

写真:クマゲラの採餌木、クマゲラの糞から出てきたアリの足 3/12

快晴の黒岳‼霧氷がきれいです

昨日の雨が嘘のように快晴の黒岳です‼

ロープウェイ乗車中は木々が真っ白に染まった霧氷を楽しむことができました。
明日からまたずっと気温が高い日が続きそうなので、もしかしたら今シーズン
最後の霧氷かもしれません…。

ロープウェイの車内にはスキーヤー&スノーボーダーの方々がいっぱい。
風もなく、青空の下で描くシュプールは最高でしょうね。

すっかり春の訪れを感じる今日この頃ですが、黒岳はまだまだスキー&スノー
ボードを楽しめます(^^)


写真:ロープウェイ乗車中に見えた霧氷、黒岳五合目 3/9



びっくり!!!エゾシカの痕跡

三月に入り、層雲峡の気温も上がってきました。(2/28の気温は最低気温が0℃、最高気温6℃でした。)
急に春めいてきた層雲峡。裏口の玄関ポーチも凍って固まっていた雪がすっかり解けてしまいました。

今朝、裏口のドアを開けようとすると、「えっ!?何これ!!!」
何と、エゾシカの糞が山盛りになっていました。
(センターの開館以来、初めてのことです。)
これは最近、センターの周りに居ついているオスジカの仕業ではないかと思われます。
写真を見てわかるように、エゾシカの糞が玄関ポーチの玉砂利に紛れてしまっていたため、あやうく踏みそうになってしまいました。
みなさんもエゾシカの糞にはお気を付けください。

写真:裏口にあったエゾシカの糞、センターの建物近くにいるエゾシカ 3/3

冬季観察会「氷の世界へ」終了のお知らせ

1月21日から実施してきた層雲峡ビジターセンター冬季観察会「氷の世界へ」ですが、2月19日をもって今季の催行を終了いたしました。
最終日も暖かく、穏やかなお天気の中、気持ちよく大函方面のスノーシューハイキングを楽しむことができました。

期間中、多くの皆さまにご参加いただき、御礼申し上げます。来季も実施予定ですので、今回参加したかったけれど行けなかったという方は、ぜひ足をお運びください。

※来季の観察会に関しては、4月以降センターウェブサイトの「ビジター講座案内」に掲載予定です。


写真 大函、弧弦の滝 2/19

センター講座が行われました

本日、8回目の冬季観察会が行われました。
層雲峡温泉街は風が強かったものの、大函のなかに入ってしまうと風もなく、ふわふわと雪が舞う中、存分にスノーシューハイキングを楽しむことができました。
今日の大函コースはいつもと違って下流の方からスタートし、大函の展望台で折り返して戻ってきたのですが、途中で柱状節理の下にある巨大な “水まんじゅう”を発見!めずらしいものを見つけて、参加者のみなさんも驚いていました。

いよいよ今年度の冬季観察会も、明日で最後です。
観察会日和の良いお天気になりますように。


写真:大函で見られた氷塊、試掘口跡の霜結晶 2/18