緑岳・紅葉情報

 夏以降の高温傾向のためか、例年に比べて色づきが遅れていた紅葉ですが、
九月下旬になってようやく見頃期に入ってきたようです。

 緑岳第一・第二花畑では足元のチングルマや、尾根上のウラジロナナカマド・ダケカンバが色づいています(写真①)。
色づきのピークは数日後になりそうです。

 岩塊斜面から見る南沢のウラジロナナカマドの群落(通称「タスキの紅葉」)は見頃を迎えています。
ただし、冴えのある赤い色ではなく、鈍い色づきとなっています(写真②)。光線状態によってはきれいに見えます。

 白雲岳避難小屋の気温は昼近くでも一桁(本日11時で7℃)です。稜線を吹く風は肌を刺すように冷たく感じられます。
ちなみに昨年の初雪は9月19日でした。いつ雪が降ってもおかしくない時期であることを意識し、
防風・防寒対策をじゅうぶん行なって、紅葉期の登山を楽しんでください。

写真 ①緑岳第二花畑 ②南沢上部俯瞰 9/21