見頃期へ

 例年に比べてかなり遅れてスタートした銀泉台の紅葉がようやく見頃期に入りました。今日は登山道の法面に霜柱ができていたり、水たまりの表面が凍っていたりしたので、気温が零度前後に下がったのではないかと思われ、紅葉の色づきも進みそうです。
 標高1550m前後の第一花園の斜面はここ数日で色づきのピークを迎えそうです。
 また、標高1900m前後の第三雪渓では、雪渓の左側の斜面ではすでに落葉したウラジロナナカマドが目立つ一方で、右側の斜面は見頃になっています。下部のウラジロナナカマドの葉は緑色のものもあり、これから色づきそうです。
 標高が2000mを超える第四雪渓では枯れたウラジロナナカマドが目立ち、赤岳山頂付近ではウラシマツツジの紅葉が色づきのピークを過ぎて黒ずんできました。
ここ数日は、標高2000mの稜線付近で最低気温が一桁の日が続く予報となっていますので、じゅうぶんな防寒対策をして登山をお楽しみください。

写真:赤岳第一花園全景 第三雪渓下 9月21日