虫のイドコロ

 師走14日目。
 センターの2階で溜まった資料の整理をしていると、本棚の隙間からもそっと蝶が1頭出てきました。翅の裏面は全体が地味な茶色ですが、よく見ると後翅の中央辺りにL字形の小さな白い紋があります。それで付いた名前がエルタテハ。蝶はその種類によって卵、幼虫、蛹、成虫といったように越冬態も様々で、エルタテハは成虫で越冬します。きっとこの蝶もどこからか紛れ込み、本棚で冬を越そうとしていたのでしょう。片付けが済むまでちょっとどいてもらうことにして、鉢植にそっと乗せておいたのですが、どうにも虫の居所がよろしくなかったようで、いつの間にかいなくなってしまいました。どうやらとんだオジャマ虫。

 写真:エルタテハ
    後翅中央にLがあります。