猫柳の花が咲いていました。花びらこそありませんが、紅色の小さなひとつひとつが花です。この多数の花が集まって、あの繭玉のような銀色の花序をつくっています。
ところで、花の咲き方で面白いことがわかります。春早くから開花するため、温度差にとても敏感で、ひとつの花序でも太陽の光をいちばん受ける部分から咲き始めます。つまり南側に面した花から。そして南側の部分だけが急に膨らむ結果、花序のかたちは丸まった毛虫のように反り返ります。しかもその先端は北を指して。このような植物は方向指示植物といわれ、他にはコブシなどもそうです。
本当に北を向いているのか?審議のほどはコンパスで。
参考/木の見かた、楽しみかた
ツリーウォッチング入門
写真:ネコヤナギの雄花序 (3/24)
ところで、花の咲き方で面白いことがわかります。春早くから開花するため、温度差にとても敏感で、ひとつの花序でも太陽の光をいちばん受ける部分から咲き始めます。つまり南側に面した花から。そして南側の部分だけが急に膨らむ結果、花序のかたちは丸まった毛虫のように反り返ります。しかもその先端は北を指して。このような植物は方向指示植物といわれ、他にはコブシなどもそうです。
本当に北を向いているのか?審議のほどはコンパスで。
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