小雪の層雲峡

今冬の層雲峡は、昨年同期に比べ積雪量が10cmほど少なく、センターの窓からみてもわかるように峡谷の斜面は雪に覆われず、黒い岩肌が所々で露出している状況となっています。そして、ここ10年では2006年と同じぐらいの積雪量で、現時点ではもっとも小雪の12月となっています。しかし何よりさびしく感じるのは、この時期毎日のように見られていた動物たちが全くと言ってよいほど見られず、痕跡すら確認できない状態が続いていることです。山や森に食料が豊富にあるならよいのですが、今冬の始まりは少し心配な年越しとなりそうです。【積雪状況12月30日】層雲峡40cm、黒岳7合目210cm、旭岳姿見駅150cm

写真:黒岳7合目赤石川沿いから見た烏帽子岳方面 12/29