エゾナキウサギの冬支度

山の上はすでに冬景色となっていますが標高1300m周辺は、日陰に多少の雪が残る程度で先日の降雪はほとんど解けていました。天気の良かった昨日は暖かく、岩場で休んでいるとエゾナキウサギやエゾシマリスの姿を見ることができ、なかでもエゾナキウサギは冬場の保存食を蓄える為、草木の葉を口いっぱいにくわえ岩場の貯蔵場に何度も運び込んでいました。しかし、来週からは平野部でも本格的な降雪となるようなので、山の生き物たちは厳しい冬が来る前に少しでも多くの食料を確保する為、この数日間はより活動的に動き回ることでしょう。

写真:貯食の合間にコケを食べるエゾナキウサギ 10/23