あっち行け!

雄2匹が雌を争って、激しい争奪戦を繰り広げていました。とにかくどちらも譲らず、根気勝負です。このカモは「シノリガモ」という名で、冬鳥として渡来します。夏の観察記録もあり、留鳥の見方もあります。マガモよりやや小さく、鳴き声は「フィー」。潜水して甲殻類の水生生物を食べるほか、渓流の水生昆虫なども捕食します。さて、雌をめぐる攻防はどちらに軍配が上がるでしょうか。しかし、雌はほぼ無関心のしぐさ・・・。何とも気になりました。

写真:シノリガモ 層雲峡 4/27