幻日

9日~10日にかけて、上川町やここ層雲峡で記録的な大雪に見舞われました。2日間にかけて、約1mもの降雪があり、積雪深も層雲峡で144cm(昨年35cm)、上川町で117cm(昨年27cm)と、特に上川町は12月では観測史上最も多い量となりました。本日はまた穏やかな日に戻りましたが、早朝「幻日」が現れました。「縦の虹」に見えますが、太陽の光が大気中の氷の結晶で屈折し、一ヶ所に集まって光って見える現象です。気象現象が揃えば、稀に見られるようです。(今年の2月にも同様の場所に現れました)幻日を撮影していると、目の前に「コガラ」が。雪の中に顔をうずめて、餌探しでしょうか?しかし、何も見つからず一端そばに寄ってきましたが、すぐさま飛んで行ってしまいました。この「コガラ」、野鳥の中でも特に「人慣れ」した鳥です。この大雪の影響で、中々餌にありつけないのでしょう・・・。

写真:幻日 コガラ 12/12