九十九滝

紅葉谷入り口の九十九沢周辺で、幻の滝と呼ばれている「九十九滝」が現れていました。水源は、標高1800m周辺の黒岳東斜面にある沢で、春先(雪解け時)の5月上旬頃や大雨などの増水時に一時的に現れる滝です。滝の形態は、断崖から地下水脈が流れ落ちる「潜流瀑」です。*因みに、銀河の滝は「直瀑」と「段瀑」からなる「複合瀑」で、流星の滝は「直瀑」です。*直 瀑~崖からほぼ垂直に落下します。*段 瀑~階段状を成して落下します。*複合瀑~一つの流れの中に「直瀑」や「渓流瀑」などの複数の滝があります。*渓流瀑~比較的緩やかな斜面を流れます。沢から流れる伏流水は北海道の名水にも選ばれています。

写真:九十九滝 紅葉谷 10/15