三国山分水点

今日はビジターセンターの三国山観察登山がありました。三国山には、日本で唯一の分水点があり、この小ピークに降った雨や雪は稜線のどちらかに流れ落ち、最終的には日本海、太平洋、オホーツク海へと下っていきます。今回は、この貴重な分水点を目指して登ってきましたが、とにかくイラク草と笹こぎで体力や神経をずいぶんと使ってしまい、参加者からは「痒い、痛い、見えない」などの悲鳴が絶えず聞こえていました。しかし、山頂に着く頃には視界も開け展望も良かったので、表大雪山を通る中央分水嶺もしっかりと確認でき、その後はケガもなく下山することができました。

写真:三国山小ピークの分水点 8/19