雪融けは進んではいるものの、前回情報時と比較すると、黒岳東斜面は目立った変化はありませんでした。頂上直下を除く全ての登山道は、全面雪の中です。周りは全て雪ですが、九合目の標柱が全露出とベンチの一部が見えていました。本日も暑さを避けて朝一での登頂でしたが、七合目から九合目にかけては、表面は「腐った雪」ですが、その下は「氷」になっている部分もありました。九合目から上の部分は、ほぼ全体的に腐り気味ですが、滑落に要注意です。本日は、つぼ足の方もいらっしゃいましたが、スノーシューや軽アイゼンでの登頂の方が目立ちました。つぼ足でも登頂可能ですが、ストックは持参して下さい。また、スパッツも必須です。 まだまだ残雪の多い黒岳、装備を万全に慎重に上下山して下さい。
写真:上段・七合目付近(後方はニセイカウシュッペ山) 中段・八合目付近(左端は天塩岳) 下段・九合目付近 6/8
写真:上段・七合目付近(後方はニセイカウシュッペ山) 中段・八合目付近(左端は天塩岳) 下段・九合目付近 6/8