国道を走行中、雪山から1頭の立派な角を持った「エゾシカ」が駆け下りてきました。何と、道路のど真ん中で立ち止まっています。見ての通り、ここはトンネルの出入り口・・・。「俺の角は立派だぞっ」といわんばかりに、まったく動く気配がありません。しかもこのトンネル、カーブになっていて、反対側から走行してくるとシカの存在に気付くのがかなり遅れてしまい、事故になりかねません。あまりにも動かないため、こちらも車を止めて大声を出したり、クラクションを鳴らしたりと、やや威嚇行動をとりましたがまったくだめ・・・。しばらくすると車が来てしまい、案の定、ドライバーさんはブレーキをかけましたが、いかんせん「ツルツル路面」、何とか半回転をしたところで車は止まり、シカも雪山へと戻っていきました。対向車があれば事故となっていたでしょう・・・。何とも「困ったエゾシカ」でした。皆さんも気をつけてくださいね。低速で走行しても「突っ込んで」きます。
写真:国道の真ん中にエゾシカが・・・1/18
写真:国道の真ん中にエゾシカが・・・1/18