鋭い臭覚

写真は、動物が穴を掘り(と言いますか、雪をかきだし)、中にいるネズミ等を捕獲した様子です。

測ってみましたが、約一メートルもありました。
辺りは、かき出された雪が山のようになっていました。

周辺の足跡をみると、かき出したのはどうやら「キタキツネ」のようです。

キタキツネの臭覚は大変に鋭く、深い雪の中にいる小動物すらかぎ当てられるのです。

しかも、締めは「尿」をかけてあり、掘ったのは「俺だ」と言わんばかりです。

但し、このキツネ、記憶力も相当優れているようで、臭覚のみならず埋めた獲物の場所をかなりの正確さで記憶しているとも言われています。

また、尿はマーキングの意味合いもあり、これをすることによって、二度同じ場所を掘返さなくて済むことでのマーキングとも言われています。

写真:キタキツネの餌探し 1/19