赤岳コースの開花状況

赤岳~小泉平

 銀泉台~赤岳~小泉平の花と雪渓情報です。
6月からの低温の影響を受けていた赤岳周辺の高山植物は、ずいぶんと開花してきました。

 特に良かった場所は、コマクサ平のコマクサはほぼピーク、赤岳山頂~小泉平はホソバウルップソウ、イワウメ、ミヤマキンバイ、タカネスミレ、エゾオヤマノエンドウなどは大きな群落を形成していました。

 銀泉台~赤岳の雪渓は、ここ数日の高温でずいぶんと解けてきましたが、雪渓の斜度はきつくかなり危険な状態となっていました。
第3雪渓上部(約20m)、第2花園(約60m)の雪面は硬く歩きづらいでしたが危険というほどではありませんでした。

 特に危険だった場所は、第一花園展望台すぐ下の約20mの雪渓で、雪面は非常に硬く、足場の確保がかなり困難となっていました。
どのコースの雪渓もそうですが、特に下山の際は注意が必要となります。

写真:コマクサ平のコマクサと小泉平のホソバウルップソウ
  • コマクサ : 見頃です。

  • ホソバウルップソウ : 群落状態となっています。