黒岳残雪状況

 黒岳は6月24日に山開きを迎えますが、今日現在、ルートを示すマーカーもなく、登山者がそれぞれの判断で雪面をショートカットして歩いています。ブッシュも出てきて歩きづらい状態です。山開き前に雪面の雪切りやルートのマーキングを行う予定ですので、慣れた方以外は山開きを待って入山した方が良さそうです。アイゼンやピッケルなどの滑り止めの携行をお勧めします。

 登山道の残雪状況
七合目〜九合目下:コースの大半が残雪に覆われている。
九合目〜山頂:九合目道標上に20mほどの急斜面があり、最上部のマネキ岩上部に100mほど雪が残っている。この二箇所以外にも細かく分断された残雪が数ヶ所ある。
石室〜赤石川徒渡点:登山道は大部分が雪に覆われている。徒渡点は蛇籠が露出し始めているが、厚みのありそうな箇所を選んでスノーブリッジを渡って行ける状態。スノーブリッジの上を渡る場合は、厚みをよく確認すること。

写真 八合目下の斜面 赤石川徒渡点 6月19日