北鎮岳分岐下雪渓

北鎮岳分岐下の雪渓は、まだ大きく残っていました。

数日前の雨のせいかマーカーは登山道から大きく右にずれており、薄く消えかかっている状態
でしたが、その線に沿って階段状のステップが残っていたため、初めの急傾斜の部分も比較的
安心して登ることができました。しかし、途中からマーカーの線は消えてしまい、ステップも
なくなってしまいました。

そこから、斜面はなだらかになりますが、部分的に氷になっているところも見られました。
特に下りでは、雪面を注視しながらお進みください。

この日の雪は柔らかく、登り下りともヒヤッとすることはありませんでしたが、気温が下がって
雪の表面が硬くなるとアイゼンが必要な状況になるかもしれません。北鎮岳に向かう際には
万全の準備でお願いします。
(*北鎮岳分岐下の雪渓前にはスコップがあります。登りの方は必要に応じてご使用ください。)

北鎮岳分岐下の登山道脇では、エゾタカネスミレの群落が見られました。突然目の前に現れる
きれいな黄色の花たちに心が躍り、疲れも吹き飛ぶこと間違いなしです!



写真:北鎮岳分岐下の雪渓、北鎮分岐下のエゾタカネスミレ 7/10