クマタカ

 多くのカラスが上空を舞ったり地面に降りていましたが、
近寄ってみると案の定「エゾシカ」の残滓(ざんし・残りかす)が・・・。

 崖から転落して息絶えたようですが、やはり最初に嗅ぎつけるのは
カラス。続いて写真の「クマタカ」がやってきていました。

 全長約80㎝、翼開長約170㎝(オオワシ・オジロワシよりやや小さめです)、
後頭に「冠羽」があるのが特徴です。通常は森林内を潜行移動することが多く、
中々お目にかかれません。

 おこぼれにあずかろうと飛来したようですが、このクマタカはただでさえ
「ハシブトガラス」にモビング(やかましく鳴きたて、突撃するように飛び回る)
されますが、やはり激しく追い回され、とうとうあきらめて去っていきました。

写真:クマタカ 11/24